魔法少女まどか☆マギカ第10話:海外の反応「ほむらの苦しみを観るのはとても辛い」


「もう大丈夫だよ。ほむらちゃん」

●第十話は今までに観たアニメの中でもお気に入りなんだよ。
まどかのためとはいえ、映像、音楽、空気感、さらにストーリーが新しいレベルに到達している。

小さな点を述べるとほむらが願いを叶える時の静止したキュゥべえが好きだね。
観る人には解釈できるだろうけれど、ちょっと静止する瞬間の奴の目の中に小さな影を見ることができる。
願いと願いが叶えられるまでの間には僅かな時間のズレしかないんだろうか。あるいはキュゥべえは裏でほむらの願いが自分の計画に影響を与えることを自覚していたんだろうか?

●↑ほむらの介入でまどかが最後の祈りに導かれるっていう、キュゥべえが用意したシステムが解明されていくのを暗示したものじゃないかな。
キュゥべえすらもほむらの願いが超越した時間を巻き込んで影響力を高めることを知らなかったことも暗示してたりしそう。

●↑思うにキュゥべえは知能のある宇宙猫で、ほむらの願いが「違う」か少なくとも他の願いとはスケールが違う能力を与えることがわかっていたから、躊躇する姿がそれを象徴していたのかと。
でもまどかマギカのこういう間が好きなんだよね、視聴者が見たいと思う度合いに従って幾らでも違う見方を提供してくれるから。

●↑今までに見た30分ものTV版の中でも最高級だよね。毎回見るたびに第十話で心が砕かれて床に突っ伏す自分がいる。

●↑>第十話は今までに観たアニメの中でもお気に入りなんだよ。
自分が最初にまどかマギカ観始めて第十話観たときの反応は「うわ、かっこいい」しか出てこなかったし、そのまま次の回に進んじゃったんだけど、もう自分去勢しちゃったほうがいいかな?

●↑かもな、でも自分が初見した時も同じようなものだった。
すごく面白い話だと思って、終わりまで見続けたもんさ。
物語自体を再視聴して第九話までのほむらの葛藤を示す微妙なサインに気づき、第十話とシリーズ全体に本当にぶっ飛ばされるまではそうじゃなかった。
再視聴を通じて、まどかマギカはただのすごいアニメから自分史上最高のアニメになった日、第十話はその最たるもんだよ。

●耳より情報:虚淵玄はおよそ100回は物語の一ヶ月間を繰り返しているので、まどかを救うために8年以上を費やしていることになると発言している。

●↑何かのソースで物語自体は一ヶ月半くらいだって言ってたから、12年間ってことになるな。
ほむらはその12年間をほぼ時間遡行に費やしたってことか。

●↑ほむらが(カレンダーにある通り)3月15日に病院で目を覚まして、4月30日にワルプルギスの夜と戦うことが確かだとしたら、各ループは45日間だね。

●ほむらの道具が砂時計だと気づくのにめっちゃ時間がかかった。
ピンク色のバルブを倒すことで時間を止めることができるんだね。

●ほむらはここに数ヶ月留まっている

●↑面白い事実:ほむらが何回時間遡行を繰り返しているのかについて、虚淵の答えは「100回。」ほむらが学年度の始まり(日本では4月に始まる)に転校してきてワルプルギスの夜(4月の終わり)にループ開始するとして、合わせるとほぼ8年以上苦しみが続いている。
オープニング曲が第十話の最後に流れるのは本当に巧妙だね。
ほとんどの人がオープニングで歌われる内容はまどかの約束か何かだいう素直な解釈に沿ってそう読まされていた。
でも第十話を視聴後の本来の位置で流された時、全く異なった視点が用意される。
それはほむらについての歌だったんだ、と。
第十話はそれを見ることでまどかマギカは再視聴の方が楽しめるという理由にもなる。先のエピソードは今やほむらがどこから来たのか、彼女が何をしてきたのかを知ったことによって、全く異なった内容になっている。
そして心が折れてしまう。

●↑それこそまどかマギカの再視聴がオンタイムで見ることよりも良いってことなんだよなぁ―得るものが多いんだよ。

「私は何度でも繰り返す」

●↑ウロブッチャーによればほむらは100回以上ループしている。
まどかマギカは45日間の物語だ。
計算すると12年。
まどかはおそらく死に、ワルプルギスの夜到着まで何回もほむらは誰から助けられることもなく酷く傷ついていることを心に留めておこう。
ループのうち何回かは他の物より短いはずだ。
それは措くとしても、もう一つ考えてみよう。
ほむらは12年近くまどかを救おうとしている。
同じ出来事を何回も繰り返し、知っている人がみんな死ぬところを何年も見てきた。
ほむらはまさに最高な子だ。

●↑「ほむらが全てを諦め、おそらくは自分の人生に起こる多くの悲劇を経験することで冷たく控えめにならざるを得なくなったことはわかる」
前のエピソードを見ただけでこのレビュー読んだときは正直笑いを禁じ得なかった。
ほむらが経験してきたことを知ると、彼女が正気を保つためには全てから距離を置くことだったんだろうな。

「私、魔女にはなりたくない。」

●まどかがほむらに自分を殺してとお願いする場面は全アニメの中でも本当に辛くて心が折れるシーンだわ。
あんな美しいシーンを引き出せる声優さん達に惜しみない賞賛を。

●何でほむらはワルプルギスの夜が現れるまでにまどかを見滝原市から連れ出さないのかな。
まどかは死ぬべきではないし、それだけが全てを丸くおさめる方法だと思うんだけど。

●第十話と第十二話のどっちがお気に入りか決めるのは難しいんだけれど、間違いなく第十話がお気に入りなのは間違いない。
アニメ史上最高のシーンのひとつに数えられるし、声優さんの演技が最高だ。
英語字幕はよく場面を翻案してるし好きなんだけれど、斎藤千和さんと悠木碧さんの演技に比肩するものはないね。
勿論ほむらがまどかを殺すシーンのことについて語っているんだけれど、音楽、キャラの顔に浮かぶナマの感情、声のひび割れ方がもう美しくて悲しくて、ほむらの萌え外見がどっか行っちゃうほどに完璧なカタルシスを演出してるんだよね。

●ほむらが引き金を引く直前に声にならない嘆きでナマの感情を表すところに何かしらグッと引き込まれてしまったね。
全く、全アニメ中最もお気に入りのエピソードだわ。
初見時には途中で一時停止してしまうほどにやられちゃってさ、全部見直したいと思うくらいだったわ。

●↑食事しながら見てたんだけど途中で開いた口がふさがらなくなったわ。

「もう、誰にも頼らない!」

●ほむらの苦しみを観るのはとても辛い。
ほむらであることも辛い。
ほむらにはこんなの相応しくないよ。

●↑魔法少女であることは苦しみなんだよ。
みんなで観てきた時間軸からわかる通り、マミは常に死に、さやかは常に魔女に変わってしまう。

●↑すべての魔法少女がそうではないだろ。
ほむらは生きている。

●第十話のオープニングが話の終わりに来ることでその歌詞がついに意味をなしたことは覚えておこう。

●第十話が終わることでまどかの戦いが始まるから(エンディングテーマを流すよりもオープニングを流すことで)この話の終わりが始まりで終わるのにはウキウキしたよ。
マジで手が込んでるな。

●うん、覚えておく。
第十話までの自分のオープニングに対する理解が滑稽に思える。
自分は間違っていた。
筆舌に尽くしがたいやり方でまどかマギカは自分の頭の中に入り込んできてる。
今や残りの二話を見ずに全アニメ中最高のオープニングだと考えてしまっている自分がさらにキモい。
オープニングは良い第一印象を与えるのが常だけれど、これは後からもっと強烈に効いてくるんだ。

●最初に第十話を観たときはやられたね。
単独で自分アニメ史上トップになる話だわ。全ての場面、全ての瞬間が視聴者に決定的な打撃を与え、たった24分間の間にほむらは神秘的で冷たいキャラからシリーズ中最も成長して愛すべきキャラクターになってしまう。
おまけに、オープニングが最後に流れることで歌詞がほむらの視点から歌われていると気づく…ただ感嘆。

●第十話最高!!!!!!!!!
新人さんたち、どうだった?????
オープニングの歌詞を読んでくれよな!
やっと意味がわかるようになっただろ!

●みんないいね。
特に初見さんたち。
第一話に戻って再視聴だ。

●自分のアニメ史上興奮と悪感と悲しみの「マジかよ信じられない」まどかマギカのエピソードにお手上げですわ。
第十話以降ほむらがお気に入りにならないとしたら間違ってるね。

●第十話大好き。
第三話なんか足元にも及ばない。
これ以降全ての断片ががぴったりと整合するんだ。

●↑懺悔の時間:最初にまどかマギカをオンタイムで観たときはわけもわからず退屈して楽しめずほかと比べて低い評価しか出せなかったんだけれど、今初めて再視聴して第十話ですべてのプロットのポイントを知り大好きになってしまったので前言撤回する。
全く別の代物だわ。

https://www.reddit.com/r/anime/comments/3gmtzj/より翻訳

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