海外「Zoomタウンで覚醒」リモートワーカーが郊外に続々移転

■リモートワーカーを呼び寄せる「Zoomタウン」

リモートワークが定着するにつれ、アメリカのあちこちの田舎に「Zoom Town」が出現している。

アウトドア派にとって、その選択肢は驚くほど豊富にある。

世界中の都市で、労働者の移転を促すためのプログラムが設けられているが、特に最近の米国では、ゆっくりとした生活環境で、よりアウトドアな選択肢を求める声が高まっている。

ピューリサーチセンターの最新の調査によると、米国の成人の20人に1人が新型コロナを契機に引っ越しをしており、30歳以下の若者が最も多く引っ越しをしているという。

その多くは、ニューヨークやサンフランシスコなどの沿岸部の主要都市に住む都会人で、低迷する賃金と上昇する生活費との乖離が大きくなってきたことや、内陸部の自然豊かな広い土地への期待がある。

フェイスブックやツイッターのような影響力のある企業が、パンデミック終結後も長期的なリモートワークを推進する方針を打ち出したことで、このような才能のある若い人々に、新たな地平線を求める勇気を与えている。

かつては石油や鉱物の発見により、ブームタウン(にわか景気に沸く町)が生まれた。

このブームタウンでは今、リモートワーカーによって、自然に囲まれた新しい地域コミュニティ「Zoomタウン」が生まれ、従来のビジネス都市で暮らすよりも多くの可処分所得を得て、より質の高い生活を送ることができる。

一時的なものか?それとも永続的なものか?多くのコミュニティが次に考えるのは、「Zoomタウン」の人々はここにずっと留まるのか?ということだ。

リモートワーカーを誘致しているアセンドウェストバージニアの共同創設者ブラッドDスミスは、彼らは自然豊かなこの地域に根を下ろすと考えている。

「リモートワーカーがアウトドア・アドベンチャーに没頭できるようなインセンティブを与えることが、戦略の鍵。彼らは、ここを好きになり、長期的に滞在してくれるだろう。」と言う。



企業がいつまでもリモートワーク方式を続けるかどうかは、誰にもわからない。

だから、「Zoomタウン」やそこに集まってきた人々の将来を予測することは難しい。

だが、現時点では、多くの「Zoomタウン」がアウトドア好きのワーカーを待っている。

ぜひ、足を運んでみてほしい。



■海外の反応

●とあるインド人
パンデミックの中でも、家族と一緒に過ごせて、地域経済を助けられるのが、一番の利点ですね。とても健全なことだと思います。


●とあるイギリス人
その町にとっては良いことですね!


●とあるイギリス人
家から仕事しているだけの人を昇進させる必要はない。ただタスクをこなすだけだろ。


●とあるアメリカ人
私は7年間リモートワークしているけど、数回昇進しているよ。結果を得るために出社が必要という考え方は、18世紀の思想だよ。


●とあるイギリス人
高給取りのリモートワーカーが大量に移住してきて、不動産コストが上昇し、多くの人々がその地域から撤退してしまうまでは留まるのでは?


●とあるヨーロッパ人
そして、このちょっとした流行が終わって、損失を出して売り払わなければならなくなった時、彼らは泣くことになるね。


●とあるオーストラリア人
ここオーストラリアでも同じことが起きています。その結果、都市通勤が減って、都市の大家、カフェ、居酒屋は泣くことになるけれど、最大のメリットは地球環境によいことです。


●とあるアメリカ人
これらの人々の多くは、若くて、旅をして、自分の人生を生きて、楽しんでいるに違いない。たぶんそのうち終わるだろうけど、数ヶ月間それを経験できるだけでもいいんじゃないかな。


●とあるヨーロッパ人
10年前に会社からリモートワークのオファーを受けたのがきっかけで、それ以来、西アフリカの小島ランサローテに移住して働いているが最高だよ!覚醒して、生産性が上がったのは間違いないよ。




https://www.bbc.com/worklife/article/20210604-the-zoom-towns-luring-remote-workers-to-rural-enclaves
https://www.cp-dr.com/articles/the-rise-zoomtowns
https://www.facebook.com/bbcnews/posts/10158833068797217
その他より翻訳、引用

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