新世紀エヴァンゲリオン第23話:海外の反応「ミサトは明らかにシンジにセ〇クスを提案してるね」


「俺の代わりに水をやってくれるとうれしい。」

●ミサトの生活が荒れた状態になっているところからエピソードが始まる。
彼女はまた加持のメッセージを聞いている。
恐らく初めて聞き直しているんじゃないね。
彼女の部屋はおもしろい。
ポルシェ928のように見えるもののポスターを壁に貼っている。
1995年96年の自動車ファンにとってこれはかなり重要な車だよ。
だから、それがあるってことが彼女について多くを語ってくれる。
彼女はそこら中にスケートボードや野球のキャップや、おもしろいほどたくさんの物を散らかしているね。

●ミサトとアスカは冷めている。
ミサトはまだ加持を悼んでいる(「仕事」にまぎらせて)し、アスカは学級委員長の家に引きこもって、毎日一日中テレビゲームをしていて、そこで寝さえしているよ。
恐らくシンジとの接触を避けるために。

●アスカは強硬症に近い形で壊れてしまう。
人生の唯一の意味をはぎ取られて、彼女には頼るものが何もなくなってしまったんだ。
彼女はヒカリに走る。
ヒカリは恐らく友達とみなされている唯一の人物だけど、完全に助けようとしているわけではない。
友達に対する憐れみと共感、あんなに壊れた人間がいて迷惑で荷が重いということに対するいら立ちと緊張が見て取れるよ。

●アスカはテレビ・ゲーム漬けになっている。
テレビのサイズが4:3のアスペクト比になっていないのがおもしろい。
今ではワイド・スクリーン・テレビが普通になっているので、ガイナックスの予言はいいね!
これに対して、悪い予言はセガがまだテレビ・ゲーム・ハードを作っているところだ……
(これがセカンド・インパクト以前のものだという設定でない限りはね。それもあり得ると思う。サターンとか、ドリーム・キャストのプロトタイプみたいなものにも見えるよ)テレビにもセガのロゴが付いている!
これはまだブラウン管だね。
少なくとも液晶ディスプレイではないよ。
深いなあ。

●わあ、アスカは本当に最低だね。
落ち込むのは分かるけど、ばからしいよ。
全世界が崩壊したときに何が起きるか想像してごらん。
他のみんなもかなり落ち込むよ。

「そう、あの子が死んだの。」

●ゲンドウはゼーレによって尋問されている。
ゲンドウは言う、「やむを得ない事情です。」
ネルフが妨害工作をしたり、子どもをパイロットに使ったり、犠牲を払ったりするのを正当化するために何度も使われてきた台詞だよ。
ゼーレは満足していない。
でもあまり多くを語れないんだけどね。


●リツコはネコの1匹が死んだという会話を祖母とする。
次にゲンドウが映り、ゼーレのモノリスに対してロンギヌスの槍の喪失について説明しようとしているが、無駄に終わる。
そのとき、冬月が使徒が近づいているという報告をもって会議を中断させる。
ゲンドウとゼーレがとてもまずいことになっているのが明らかになってきた。

●↑リツコの猫の置物はミサトと加持を表している。
マルドゥック機関のおばちゃんは加持の情報提供者とリツコの祖母の両方だった可能性もあるよ。

●↑私のペット理論だと、猫おばさん(マルドゥック機関のおばちゃん)は加持を殺した犯人でもあるということだよ。
庵野が言ってるけど、おばさんは主要登場人物ではないし、絶対にミサトではないということだから……。

●使徒は一見したところ光の輪のタイプのものだね。
ミサトの会話により、ゲンドウはS2機関を摂取した後だからという理由で初号機を活動停止状態のままにしていることがほのめかされる。
レイは零号機でメインの攻撃手として出し、アスカはコクピットに座ったままめそめそしているだけだね。

●使徒が現れ、浮遊する二重のらせんを描きながら発光している。
次にもっと蛇のような実体に形を変え、零号機を浸食する。
すごく痛そうで、エヴァンゲリオンに起こっている肉体的異常がレイの体にも起きているのが見える。

●これは間違いなく前に僕が見た最後の回だ。
使徒が零号機とレイを浸食するところと、ダミーの場面も覚えているよ。
私の両親は無邪気な幼い息子がなんという番組を見ているのかと気づいたらしく、それ以降の回を録画するのを許してくれなかったんだよ。
運が良いことに、僕が思ったほどこのエピソードは不快じゃなかったよ。

●薄い白い線がレイの中に入り、彼女と彼女のエヴァを妊娠させ、その子宮は爆発しそうになっている。
単なるイメージじゃなく、「他人と1つになりたい」ということで、2〜3話前にあった「口唇段階」が自分の母親と一体化したい者のことであり、シンジがエヴァの中に溶け込んだ時がそれで、シンジはもう一度生まれることを選んで物質化したんだよ。
あと、使徒は他人と一体化したいという願いをレイだけにかなえさせようとするね。

●この部分で誰かがコメントしているのを見たことがないんだけど、最初見たときから変だと思っていたけど、使徒がレイの子宮に「接触」した時、彼女が顔を赤らめているのに誰も気づかなかった?
最初彼女が感じていたのは苦痛ばかりじゃないと思ったんだけどな。

「動かない。動かないのよ。」

●アスカを出すけど、彼女のエヴァンゲリオンは動こうともしない。

●アルミサエルが現れ、ゲンドウは弐号機を送る。
彼は明らかにアスカの安全のことは気にしていない。
使徒を倒せば彼は満足なんだ。
エヴァ弐号機は動かない。
シンクロ率が低すぎるんだ。

「私と1つにならない?」

●「血……。血のにおい……。血を流さない女。」というレイの詩を覚えている人へ。
彼女がクローンで生殖不能で、必要な身体機能を欠いていることを私たちは知っているから、この血を流している写真はとても重いね。
このエピソード全体は強力なイメージと言葉が使われているね。
レイを乗っ取っている使徒からの「浸食」とか。
レイは自分の中に使徒を抱え込むけど、ほとんど子宮のようだね。

●↑待って、なんでクローンは生殖不能なの?
あるいは他の身体機能が欠けているの?

●↑私はクローンが生殖できないとは書いてないよ。
番組からレイがクローンだという情報を受け取ったという意味で書いたんだよ。
彼女の詩は、彼女が自分のことを言っているんだと推測できる。
クローンが生殖できないというのはよくある比喩だからね。
個人的にはそれがあらゆる意味で真実なのかは分からない。
身体機能とは、生理のことを言ったつもりだったんだよ。

●↑そんな比喩は聞いたことがないよ。
クローンの重要な点はまずオリジナルと同じことだと思うし、それは機能的にも同等だということだよ。
いずれにせよ、彼女が自分のことを言っているとは思えないな。
「血のにおい」とはエントリー・プラグという人工的な子宮を持っているエヴァのことを指している。
エントリー・プラグは以前にも番組の中でひんぱんに血のにおいがすると指摘されていたよ。


●レイの心の中でとる形さえも興味深い使徒だね。
出血している、LCLの中にいるレイ・バージョン。
使徒の心の中がのぞき見できるめったにない機会だ。
使徒は半分はレイをからかい、半分は慰める。

「泣いてるのは……私……。」

●レイは、自分が心の中にある物について話しているビジョンを見て、そこからすばやく抜け出して、自分が幾筋かの涙を流していることに気づく。
これは今までの彼女になかったことだね。

●水の場面の意味はなんだろう?
レイが水の中にいて、偽物が水の中にいないのはどうして?
理解できない唯一の点で解釈がむずかしいよ。

●レイの涙が膝に落ちるなんてことがどうしてあるの?
だって彼女はLCL液に満ちたタンクの中で、つり下げられているはずでしょ?
でも前のエピソードでもほのめかされていたように、彼女は自分の感情を知らないのだから、彼女のために感情を詳しく説明してくれる物が必要なんだね。

●OK、これはシリーズ全体で最も変な使徒の攻撃だよ。
無数の変なことが起こる。
使徒の攻撃パターンはすごく謎だ。
エヴァンゲリオンを浸食するのは分かるが、パイロットまで浸食してるみたいだ。
夢のシーンでたぶんレイは使徒と話しているんだけど、使徒は彼女の心と性質から情報を受け取っている。
こうやって、使徒の別の部分がシンジのエヴァンゲリオンを浸食したとき、レイの振る舞い、欲望、姿を真似るんだね。
レイは自分がシンジといっしょになりたいということに気づき、使徒を自分の中に取りこみ、戦闘を終えるためにエヴァンゲリオンを自爆させる。

●アルミサエルは明らかに子宮の使徒だね。
だから、妊娠の象徴だ。
私が覚えているよりは少しばかり大きいのは認めるとしてもね。

●ともかく、使徒が襲来する!
また抽象的な使徒のようで、外から攻撃より内部を侵略しようとしている。
使徒は戦略を発見したみたいだ。
おもしろいことに、レイはシンジやアスカよりもよく使徒を理解しているようだ。
零号機も初号機もこの使徒に対する実行可能な防御法をもっておらず、結局レイは零号機にそれを取り込み、爆発する。

●使徒はレイと接触をはかり彼女を泣かせる。
あのLCLに入っているシーン……くそっ。
ゲンドウは初号機を送り込む。
使徒は初号機を取り込もうとする。
レイはシンジと1つになりたいという事が、自分の欲望なのではないかと疑う。
レイは零号機と自分の中に使徒をかかえ込み自爆する。
彼女が最後に考えたのはゲンドウだったね。
発見されたエントリー・プラグの中でレイに何かが起きたみたいで、リツコはそれを隠そうとする。
想像するに、体がひどく損傷していたんだけど、彼女は生きていたんじゃないかな。

「赤木博士……。」

●湖が新しくできちゃった――これがテーマなの?
リツコでさえ、これについて嫌な奴になりたくなかったんだ。
エントリー・プラグは見つかったけど、何が入ってたの?
見ることはできない。

●↑実はスクリーンの左下の隅を見ると、レイの手が見えるよ。

「約束の時は近い。その道のりは長く、犠牲も大きかったが。」

●ゼーレはこれで16の使徒を倒したので、死海文書によればあと1つ最後の使徒だけが残っていると指摘する。
彼らは「ゲンドウに対する」には、「新たな人柱が必要だ。そして事実を知る者が。」とも言う。
どういう意味なの?

●ゲンドウはゼーレを制御下においているという自信をもっているんだね。
反論があるにもかかわらず。

●死海文書は17使徒を記述しているから、のこりは1つだ。
彼らはロンギヌスの槍と零号機の損失、そしてゲンドウを押さえ込むための別の人間の犠牲、真実を知る者の犠牲について語る……
私たちが知っている真実を知る者とはリツコだよ。
次のシーンに都合良く出てくるけど。

「今の私にできるのはこのくらいしかないわ。」

●ミサトはシンジとセ〇クスを始めようとする。
これは少し嫌な感じだけど、最終的にミサトはあまり優秀な親でなかったということだね。シンジはこれにビビってしまう。
ミサトのとても暗い面を見た感じだね。


●ミサトは明らかにシンジにセ〇クスを提案してるね。
初めて観た時は頭に来たよ。

●↑ミサトはシンジにセ〇クスを提案したわけじゃなくて、彼を慰めようとしたんだよ。
(アニメがすごーーーく重要視する、手を握ることでだけどね。でも彼女は故意にやったのかもwww)

●↑私には、彼を慰める方法としてセ〇クスを提案したとしか思えないよ。
「あなたにあげられるのはこれだけ。」 手を握る前に言ったこの台詞と、後で彼女がする独り言でとても良くわかるよ。

●↑それ見てないよ。
彼女はただシンジの手に触れて、後で、彼は女が怖いのかと疑問に思ってたよ。
セ〇クスについては何も言ってなかった。


●待って、何?
いつシンジとセ〇クスしようとしたの??

●↑部屋の入口に立っているシーンの間、彼女は基本的に彼にそれを提案する。
かなり重々しくほのめかされていて、シンジは嫌悪感でその提案に反応するね。
もし、それが彼の慰めになるなら彼女は彼のためにするかのようにそれを提示する。
だけど、私の印象では実は大部分が彼女のためだよ。
彼女が慰めを必要としていて、親密さを必要しているんだよ。

「たぶん、私は3人目だと思うから。」

●ミサトはレイが生きていたという電話を受け、シンジは急いで病院に会いに行く。
その時の面会はまじで最低だ。
「たぶん私は3人目だと思うから。」……
シンジがこの時考えたのは、「!?!??!?!?!??!?!?!??!???」だろうね。

●ああ、くそ。
彼女は自分が3人目だということを知っていてシンジにそう言う。
エピソードのタイトルがこれに合致するね……
あーあ。

●私が理解したところによると、これは本当は3人目のレイじゃないよ。
1人目のレイは恐らくエヴァを操縦したことがない。
第1回の前に「訓練」に参加して生き残ったのは2人目のレイだよ。
救われたから彼女はゲンドウを好きなんだって覚えている?
3人目のレイは眼鏡には興味がない。
だってそれは2人目のレイに起こったことだもの。

●「私は3人目。」
自分の記憶が自分のものじゃなかったら、どうやって心がわかるの?
心を探ることはできるけど、感情がなければ無理だよ。

●包帯を外すと、レイには傷がないことがわかる。
茶番だったんだね。
それは以前のレイじゃない。
泣いた後の彼女の言葉によってこの事がわかる。
「初めてのはずなのに、そうじゃない。」

●よりそれらしくなってきたね。
だって傷がゼロなんだもの。

●リツコがゼーレのモノリスの前に裸で立っている。
ゼーレは尋問にレイを要求したが、代わりにリツコがゲンドウによって送られたことを暗示している。
「我々はこれ以上の陵辱をあなたに加えることを望まない。」
これの底意はとんでもなく暗い。
なんでリツコは裸なの?
ゼーレの委員会によってレイプされたんだと思うけど、もしかしたら、実際に起きたことの一番暗い解釈かもしれない。


●リツコはゼーレの前に裸で現れる。
ゲンドウはエヴァのパイロットを彼らに尋問させたくないみたいだね。

●↑なぜリツコはあそこに裸でいたのか分からないよ。
誰か分かる?

●↑正直言って、私もなぜ彼女が裸なのか理解できないよ。
ゼーレが彼女の服を脱がせたの?
彼女が自分で脱いだの?
なにかの比喩なの?
あのシーンにはもっと何かがあったはずなんだけど、詰め込めなかったという感じがするね。

●↑なぜ彼女が服も含めて、いかなる物も身につけられなかったのかという理由を思いつこうとしているんだけど、セキュリティか他の目的なのかな?

●↑私はいつも、自分には隠すことなど何もないという事を、ゲンドウがゼーレに強調しているのだと思ってたよ。

「エヴァンゲリオン、すでに8体まで用意されつつある。」

●ゼーレはゲンドウの計画を阻止するために、リツコを内部スパイとして送り返し、さらに8機のエヴァンゲリオンが建造中だと指摘する。

●ゼーレはリツコを解放する。
彼らは、世界中にあるエヴァで第三新東京市を破壊する計画みたいだね。

「ここの秘密、この目で見せてもらうわよ。」

●リツコはエヴァンゲリオンの秘密を見せるためにシンジを呼び出すが、寸前でミサトに止められる。
3人はネルフ本部の深層部に向かい、そこにあるとんでもないものを目撃する。

●2番目のレイが亡くなるまで3番目のレイが住んでいた部屋が見える。
もちろん、シンジとミサトの目からしても、現在のアパートに移る前に彼女がいた場所だと考えるが、実はそうではない。
3番目のレイはずっとそこに住んでいたんだ。

●レイの部屋を見る。
彼女が生まれて育った部屋だ。

●次にレイの「別室」に加えて、すごく最低な秘密を見ることになる。
エヴァンゲリオンの墓場もすごく最低だけど、レイのクローンを見せたり、ダミー・プラグの真実は本当に最悪だ。

●レイの「誕生の場所」、失敗したエヴァ・プロトタイプの墓場、レイたちを見る。
すべてのレイたちをね。
そして、ダミー・システムを動かしているのは彼女らだということが判明するよ。
リツコはエヴァには魂があると言ってるね。

●最初のエヴァ、失敗作を見る。
リツコによれば、ゴミ捨て場であり、シンジの母が消えた場所でもある。
リツコは彼もそこにいたと彼に思い出させる。
冷たいね。
彼女は何百というレイのクローンを見せる。
それらがダミー・プラグのコアなんだ。

●「ガフの部屋」はヘブライ語で「体」を意味するよ。
すると、レイの中にある魂はどこから来たのだろう?
百万ドルに値する質問だね。
あと、レイの魂が行ける部屋というのはその場しのぎの体でしかないよ。
1つの魂にたくさんの体が存在する。

「馬鹿なのよ、私は。」

●最後に、リツコがレイのクローンをすべて殺し、ミサトに自分を殺してくれと頼む。
彼女には絶対できない願いだね。

●リツコの崩壊は全シリーズで大好きなシーンの1つだよ。
それは不気味で、張り詰めていて、下劣な感情とひどい意味に満ちているね。
リツコの物語の輝かしい頂点でもある。
ミサトとの友情は壊れており、ゲンドウとの関係は最悪だし、レイに対して抱く嫌悪感は苦く哀れだ。
彼女とネルフの罪の連続をミサトとシンジに案内するのはぞっとするし、愛人の死んだ妻の脳死したクローンを破壊し、唯一の親友に死を請うことは、登場人物たちがほとんど達したことのない最低の状態だよ。
リツコがいかに惨めか、いかにひどいダメージを受けているかわかるし、すごく同情するよ。

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