第二次世界大戦後に日本の生物兵器機関731部隊と100部隊はどうなったのかという議論があったので紹介します。
●(スレ主)
アメリカによって免れたことは理解してるけど、研究員と研究はどうなったんだろう。
それからどうやってアメリカは、“戦犯”証拠である研究データの抹消をやってのけたんだろう?
●技術をもらって彼らを罰することは、絶対に不可能だからね。
●↑というよりもっと複雑でテクニカルなものなんだよ、“技術”のシートなんてないからね。
長期間その人物と働かなければいけない。
それに、マッカーサーは戦犯告発があれば記録が表に出て、ソビエトにとって有益になると思ったんじゃないかな。
●↑そう、その通り。
データの説明ができる科学者が必要だった。
データを手に入れるために彼らがしたことはおぞましいけど、それをただ捨ててしまうと悲劇が倍増するだろう。
●↑まあ、アメリカに告訴されると思ったら彼らは研究を焼いただろう、そしたら恐ろしい実験はすべて無に還る。
理想的ではないけど、こうするしかなかったんだよ。
●↑なるほど、そうだね。
情報を破棄するだけだろう。
●↑妥当な処置だと思うよ、実際。
実験結果が失われて、すべての人の死が無駄になることを考えてごらんよ。
●↑一部の人達は、強制的に空軍隊員や黒人に実験を続けたアメリカの人体研究ラボに雇われたんだよ。
ここで梅毒の実験が行われたんだよ。裏には責任者の元731部隊メンバーがいた。
●↑絶対そうは思わないな、梅毒の実験が始まったのは1932年だ。
●731、100部隊によって収集された研究は、アメリカの生物兵器プログラムに吸収されたんだ。
731部隊は人体実験に特化、一方で100部隊は人間と動物。
部隊に関わった研究者や軍人の誰ひとりとして罪に問われていない。
犠牲者については黙過、共産主義者のプロパガンダとして退けた。
●↑内1人が東京都市長になったことは知ってる。
マッカーサー元帥は、ハルピンでの実験データと引き換えに全ての科学者の戦犯訴追を免除した。
“ソビエトがわずかな技術情報を保持していることから、また戦犯の法的行動はそのようなデータを完全に、すべての国に明らかにしていまうことから、アメリカの安全保障に関わるため公にすることは避けるべきである。”
石井大佐は1959年に亡くなるまで東京周辺に住んでいた。
その他731部隊の“卒業生”には、元東京都知事、元日本医師会主席、元予防衛生研究センター重役、元ミドリ十字重役、数々の過去の日本医師学校トップになった者が含まれる。
生体解剖の責任者である村田良介は、権威ある京都医大の理事に、その後は近畿大学の院長。
●↑それは嘘だ、マッカーサーは大量の日本人戦犯を逮捕して、捕まった人は全て罰せられたよ。
援軍が守っていたのはどんな人達だったのかを世界に教えたのは、ロシアが日本について言ってることはプロパガンダだよっていう宣伝活動をすることにした時。
●戦後間もなく東京で、加虐的な殺人者が何十もの人達に毒を飲ませた、衝撃的な事件があったんだ。
男は物件証拠で有罪になったけど、牢屋で死ぬまで無罪を主張していた。
彼の弁護士は、時代遅れの珍しい毒物に近づくことができるのは、731部隊につながりのある人物だけ、また毒物の管理方法が731部隊の慣習に従っていたと講義。
この事例は今でも表沙汰になっている。彼の無罪を訴える子孫によってね。
●中国系アメリカ人として、こいつらに何のお咎めもなかったことを知って腸が煮えくり返るよ。
●↑何人かはロシアに捕まって死刑か収容所だよ。
ソビエトもいくらかは罰した。
この犯罪による犠牲者の一部がアメリカ人捕虜だったにも関わらず、アメリカ人はこいつらを全員野放しにしたんだ。
●なんで彼らはナチの人体実験研究より、日本の研究を取ったのかな?
日本の研究の何にに価値があったんだろう?
●↑より大規模でもっとフ〇ックなことをしたからだと思う。
●↑ナチの研究は狂った人達によって行われた、使い物にならなかったしね。
日本のものは、ほぼ危ないまでに正気の人によるものだった。
そしてそれは実際いくつかの点で、適度に有用で信頼性のあるものだったんだ。
恐ろしく計画的に成し遂げられたそれらは、秘かにアメリカとソビエトによって非常に望まれていたんだ。
●先週ハルピンに行って、731部隊の敷地を訪ねたんだ。
ツアーの最後のコンクリートの壁のリストには、研究者と戦後の役職が載っていた。
多くが世界中の医学研究機関や病院で、高等な地位についていたよ。
石井は元々部隊員に自決させたかったそうだけど、アメリカが研究と引き換えに免罪を与えてくれると分かって変わったんだ。
●アメリカが免罪符を与えたのは、彼らがソビエトに行くことを阻止するためだとずっと思ってた。
どちらにせよ、研究員は自由の身で更に酷い体制が研究を牛耳るんだろうけど。
ペーパークリップ作戦と同じ論理(ドイツの科学者をソビエトから遠ざけるための戦略諜報局の奮闘)
興味深いことに、ソビエトはいくつかの研究者を裁いている…
もちろんつるし上げ裁判だろうけど、驚いたことに免罪はなかったんだ。
その研究を元に、ソビエトは生物兵器施設を建設したんだけどね。
アメリカは倫理的にどうかと思うことをしたけど、ある意味では先を見越した正しい決断をしたのかもしれない。
●再視聴する気にはなれないけど、興味のある人は“黒い太陽”を観るといいよ。
最後で関係者がそうなったのか言ってるはずだから。
●↑実はそのヤバイ番組、中国の90年代にゴールデンタイムで放送してた。
当時僕は5歳で、本ッ当に混乱させられた。
https://www.reddit.com/5rybloより翻訳