「俺も一生懸命説得したんすよ、遠藤さんを」
●数々のヘマにもかかわらずタローが職にありついている理由は、水島努監督が若かった頃、自身の無能さにも負けず奮闘してきたことに基づいているそうだ。
「その頃は使えないやつで申し訳なかった」と彼は言っている。
●↑なんてこった。
タローの性根は嫌いだとはいえそれで解釈が全く変わるな。
●↑興味深い。何が彼の態度を変えたんだろうと思っていたよ。
最終的にはモホーク男もこうした体験から何かを学んでくれたらいいのだけれど。
オレはモホーク男のようなヤツと一緒に働いているんだが、本当に神経がすり減るよ。
●↑それで多くのことにつじつまが合う。
それでタローは評価に比べて非難されなさ過ぎる。
非難をさけることも一つのゲームかも知れないが、非難すべき相手と直接対決するのも一つの方法だ。
●ハンバーガーを食べる美沙といっしょに食事をしている場面の宮森が一番かわいくて好きだ。
「もうゴドーとやらはきっと来ないよ」
●アニメを観てて「ゴドーを待ちながら」の引用があるとは思わなかったよ。
●↑「出発しよう」
「それはできない」
「なぜだい?」
「白箱を待っているからさ」
●二人の男性の中にある「内なる子供」が問題を解決したね、かなりいい話だ。
それに宮森はプロダクション社員がしなくともいい仕事もやってのけた・・・・
それは完璧なドリフティングテクニックだ。
●↑しかも、普通のドリフトじゃない。
時速50キロのオートマ前輪駆動の軽自動車でだ!
●↑軽自動車と言えるほど小さくはなかったが、アニメーターにはオートマとCVTの区別がついてないんだろう。
「イデポンのすごさはそこじゃない」
「あれがイデポンの意思ですよ」
●彼らが言っている「イデポン」って何?
それに「花を植える男」もわからない。
●↑「イデポン」は「ガンダム」を作った富野由悠季監督の「伝説巨神イデオン」のこと。
●↑「イデポン」のシーンはイデオンのテーマソングのジャジーなリミックスになってるね。良い感触だ。
「落ち着いたら飲みにいきましょ」
●遠藤と下柳の和解を見るのはハッピーな気分だね。
2D vs 3Dの争いを見るのは好きじゃない。
どちらもアニメーションであることには変わりないよ。
テクニックは同じでも、使う道具と(時には)美学が違うだよ。
上手に作成するのなら、どちらのやり方でも素晴らしいものができるだろう。
「俺は自由だーっ!!」
●監督の「俺は自由だーっ!!」には笑ったよ。
最終回の半分しかできていないのに。
武蔵野アニメーションを舞台にしているから、宮森と絵麻、特に宮森がよく登場するけど宮森はプロデューサーになる道を選ぶという伏線がちりばめられているね。
第4話でオーディションに失敗したずかちゃんが自信を取り戻したのも観れたのは良かった。
●このシリーズは全エピソードが好きだ。
複雑さと繊細なディテールが興味深いし印象的だね。
実際のアニメ制作現場がどんなものだか見当もつかないけど、この番組よりは困難なはずだよ。
●このところずっと、「SHIROBAKO」を楽しんでいるよ。
アニメ制作について多くの見識を与えてくれるし、オレのようにクリエティブな業界に入りたい人物にとってアニメ内で起きることにはすっかり共感できるね。
キャラクターはほぼ現実的で好感が持てる。
各所のちりばめられた元ネタを探すのも楽しい(といってもほとんど見落としているんだけど)
https://www.reddit.com/r/anime/comments/30gtu8/より翻訳