●今日のディスカッション:このエピソードはお蔵入りした方がいいと思う?
このエピソードを公開した方がいいと思う?
仮に自分が富野の立場にいたとすると、このエピソードを削除する?
あなたならどうする?
●↑今回のエピソードは前のエピソードよりは悪くないと思ったよ。
自分なら、このエピソードを残して、第14話を削除するかなあ。
だって少なくとも、この第15話ではナレーションは合ってるし、キャラクターの成長が見れるからね。
セイラのエピソードも含め、富野が手がけたエピソードを今夜見てみようと思ってるけど、彼が手がけた3つのエピソードのうち、いったいどれが一番くだらないのか知りたい。
●↑単純な理由なんだけど、このエピソードが悪いのはジオン兵のせいだと思う。
このエピソードは削除すべき。
現在の戦争に苦しんでいるジオンが、シャアにザクを2機を供給したから、この島にいる子供たちと兵士たちを殺すためにパトロール隊が使えるのは1機だけなんだよね。
それでドアンを探すために、半壊したもう1機をよこしたと。
でも結局島の孤児とその半壊したザクはどこにいったの?
●スーパーロボットショーを除くと、ちょっと奇妙なトーンで、主題がストレートだと思った。
●↑それに加えて、パンチ、ドロップキック、「モビルスーツの格闘技」、空中ドッキング、そして兵器庫にいる子供たち、「君に子供たちを触らせたくない!」発言からにじみ出るテストステロン。
ダイターン3を除けば、間違いなくストレートな表現だと言える。
それに、みんなが言っている事には大体同意するけど、このエピソードがそんなに悪いものかと言われればそうでない気がする。
でもエピソードの一部については、あんまり良いと思わない部分もなきにしもあらずだけど。
●このエピソードで、富野がボロカスに言われることに納得できない。
彼の作品に対する渇望は忘れられない。
好きだなあ!
ドアンのザクはちょっと違うね。
ドアンのザクは、爆弾パンチしかイイとこがなかった。
Gガンダムのほうが適切だった気がする。
ただただ美しい。
●このエピソード、あまり面白くなかったよね?
・どの世界でも、武装してる兵士に石を投石して対抗しようとするのは、あんまり賢くないと思う。
「兵隊なんか来るな?」
・まあ子供だしね。
「君と戦うつもりはない。大人しく武器を渡してくれれば危害は加えない」
・なんて友好的なんだ。これは予想しなかった。
・ガンダムがないアムロでは、ザクを倒せなかったか。
・アムロはまた平手打ちされちゃったね。
「モビルスーツの格闘技というのを見せてやる」
・モビルスーツの格闘技、最悪。
・ドアンってもともとジオン兵だったのか。
・へ?パンチだったの?そうか。
・これで、ジオン兵がまた来ても自分たちを守ってくれるものがなくなったね。
グッジョブ
まあ、思っていたほどは悪くなかったよ。
「モビルスーツの格闘技というのを見せてやる」
●今回のエピソードで良かった点は、アムロがモビルスーツに関する格闘技について学ぶことができた点かなあ。
警告だけど実際の戦いでは、何回か撃たれた後に格闘技で対抗しようとするのはあまり良い考えではないと思う。
●今回のガンダムのエピソードについて:ああ、禁じられたエピソードだね。
オリジナルのエピソード「ククルス·ドアンの島」だ。
富野が北米での公開を渋ったという話だね。
正直言うと、もう少し内容が良くないと思ってた。
もっと悪意のある、気がつぶれるような話だと思ってた。
退屈で、ホント見るのを飛ばしたいエピソードだよ。
自分は、アムロとドアンが子供たちを守りたいと思う気持ちに共感している。
でもエピソードの最後の、どれだけ乗組員達がアムロのことを気にかけているかという描写の方がよかった。
以前のエピソードでは、親子に物資を提供する人情味があるジオン兵のエピソードが見れて良かったと思う。
その話があったから、このエピソードが全く新しい視点のエピソードだとは思わないね。
今日のディスカッションに対する答え:
わからない。
私はこのエピソードが、海外リリース版ではカットされなければならなかったというほど悪い話ではないと思うよ。
でも他のエピソードよりも退屈なエピソードだった。
●↑自分もそう思う。
作画のファンとして言わせてもらうと、このエピソードでは作画が明らかに悪くなっているし、ホントにアニメ史の中では「品質が良い」エピソードだったと思うよ。
でも全体的にはそんな悪いと思わないなあ。
平凡かな。
話自体は島の話で、このエピソードに出てきたキャラクターには、いろいろツッコミどころが多かったけどね。
(いったいアムロはこのエピソードでどうかしちゃったの?)
でもこのショーから、ネガティブな印象は受けなかったよ。
●↑>自分もそう思う。
作画のファンとして言わせてもらうと、このエピソードでは作画が明らかに悪くなっているし、ホントにアニメ史の中では「品質が良い」エピソードだったと思うよ。
ああ、「品質が良い」ね。
ほんとに最悪な作画だった。
笑っちゃったよ。
●↑私は面白いサイドストーリーだと思う。
本筋のストーリーから離れて、単なるジオンの兵士に焦点を充てることで、ロボットが子供の救世主であり、それが物語にどのような影響を与えるかというプレゼンテーションを富野はしたかったんじゃないかなあ。
●自分の知る限り、斧谷稔は富野由悠季だと思う。
いくつかあるうちの、富野の仮名の1つだよ。
このエピソードが公式にリリースされなかった理由は、このエピソードを書いた人に不満が噴出したからというわけではないと思うよ。
●↑ははっ、なるほど!
自分は、富野とこのエピソードのディレクターがもめたから、このエピソードが公式にリリースされなかったって聞いた気がしたんだけど。
でも、なぜこのエピソードにそれほど比重がおかれていないかというのが分かったよ。
これについて調べてみたんだけど、富野についていろいろ過去に記事を書いている産業ジャーナリストのツイートを発見したんだ。
多分、エピソードディレクターじゃなくて、誰か他の製作スタッフと富野がもめたんじゃない?
●↑鈴村一行じゃない?
彼はこのエピソードの作画監督だよ。
富野自身は総監督にいるけど、鈴村はアニメの主要な部分に責任がある人物なんだ。
彼は今回のエピソードのみ、作画監督だったんだよ。
特に今回のエピソードは、メカアニメとしては最悪の出来だったね。
この件で、非常に興味深いのは、キャラクターデザインを担当している安彦良和が、このアニメにおけるほとんどのエピソードの、作画監督なんだよね。
5話ごとにアニメーションディレクターの名前を目にすると思うけど、おそらく何人かのスタッフが複数エピソードを担当しているんじゃないかなと思う。
安彦はエピソード1から3、6-7, 9-10, 13, 17, 19, 22, 24, 26, 29-31を担当する作画監督で、おそらく最初の31エピソードのうち半分ほどじゃないかと思うよ。
(残りのエピソードは彼は担当してないってこと)
少なくともこれらのエピソードはかなり、アニメとして優秀なものだったと思う。
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