「だから、引け目なんか感じなくていいんだよ。」
●「引け目なんて感じなくていいんだよ。」ってさやかがまどかに言う台詞は、(まどかが罪悪感を感じているのに)がんばって魔法少女にならなくてもいいって意味なんだろうな。
自分がそうなるのは運命だけれどまどかはそうじゃなくてもいい、っていう。
「本当に彼女と事を構える気かい?」
キュウべえは魔法少女同士の争いについて中立を装っているようだね。
アドバイスはするけれど、行動については介入していない。
みんなが指摘したとおり、まどかにもっと圧力をかけることを放任しているような感じだ。
「ねえ、分かる?」
話題になっている歌はさやかのテーマDecretumかな。
さやかの能力は音楽的な要素があるけれど、これは絶対覚えておいた方がいい。
プロットの進行の点でギアが高速に蹴り上がり物語が加速する上で第五話は最後の「準備運動」だね。
次の数日でみんなもっと楽しめると思うよ。
●↑なるほどよくわかる。
さやかが後悔や運命について不規則に話すもんだからちょっと混乱しちゃってたよ。
この音楽は物語の中でもかなりすごいね。
自分の記憶が確かならば、恭介はこの曲を上手に弾いてたな。
お気に入りの曲ならマギアかこの曲かって感じだ。
●↑恭介が第五話で弾いていたのはアヴェ・マリアだよ(映像関係のコメントはネタバレ込みで謎かけだからね)。
●↑うは、恭介の演奏の後にフルートが奏でる優しい音色に同じこと考えてた。
演奏されるたびに嫌な記憶が思い出されるなぁ。
●↑ああ、進行速度についてはどうかな。
うん、まどかマギカ自体は好きなんだけれどいかんせん話の展開が遅すぎるような気がして。
シュタインズゲートの前半は好きだったから、この展開がどうして気障りなのかは自分でもよくわからないんだけれど。
●↑一度物語が終われば、展開が遅すぎるなんて思わなくなるよ。
すべての瞬間が巧妙に作られてるんだ。
●↑ジェットコースターが最初に上っていく瞬間を思い出すんだ。
ゆっくりと確実な速度で、いまみんなは頂点に向かっている。
けれども一度落ちるや否や全速力ノンストップになるから顔や内臓が引っ張られて戻りたくても戻れないなんてことになるんだよ。
今は自分も同じように展開遅いなぁとは思うんだけれど、信じてくれ、甘ちゃんな坊や、進行速度は完璧なんだ。
今後も降りないでくれよな。
●↑まどかマギカはシュタインズゲート同様スリラーもののような展開なんだよ。
シュタインズゲートのタイムトラベルが間違った方向にいくのを前に見ちゃっているからそう感じるんだろう。
でもまどかマギカはこの点で観る人にとって話がどこに向かうのか全くわからないんだよ。
幸運にもみんなはまだ全体の半分にも達していないから、宴もたけなわになるまでにはたっぷり時間があるんだ。
●↑虚淵が予測可能なやり方でシナリオを進めるなんて思わない方がいいよ。
でもまあ心配しないで、進行速度の裏には計画が隠れてるから、とりあえず流れに乗っておけばいい。
●↑みんな第三話が転換点だってよく言うけれど、でも自分は(マミをそんなに気にかけないから)本当の大きな転換点は第6、8、10話だと思うんだ。
●何でキュウべえは杏子にすり寄ってさやかに警告しないの?
●↑そこに思い至ったか…
ネタバレせずに言うなら、キュウべえは合理的なキャラだってことかな。
やつの言うこと為すこと(もちろん為さないこと)には須らくいい理由があるんだ。
次の数話でその意図が明らかになってくるから。
●伏線隠しの点で全アニメの中でもお気に入りの今作なんだが、初見さんが絶対に見のがすだろうなってところを指摘しておきたいんだ。
「だから巴マミも命を落とした。」
第五話っでほむらとまどかが夕食時に合うんだけれど、ほむらがそこでなぜマミが魔法少女に向いていなかったのかを語っている。
それを理解できないのが魔法少女に向いていないということ。、
巴マミが命を落とした理由がそれってことなんだ。
ほむらがそれを言うとき、カメラが彼女の手元に寄って、そこで飲み物の蓋を開ける音が重く響く。
まどかはこの音でビクッとする。
前の話の卵がそうであったように、まどかが全ての物事にマミの死を結びつけて、感情的に不安定になっていることが窺える。
ほむらはその点肝が据わっている、あるいはそう見えている。
この編集はすごくいいね。こういうシーンがあるからまどかマギカをお勧めしたくなるんだよ。
●↑それってただの言及なだけであって物語の大筋には影響ないでしょう。お話がどのように転ぶかについて伏線があったってことを語ることくらいはできるよね。
●初めての再視聴で、ほむらがマミのことに触れながら紅茶の瓶を開けたことに気が付いたよ。
笑っちゃったけれど、心の中では泣いてたなぁ。
●シャフトの大きいフレーミングからワンショットで取る映像の手法、スタンリー・キューブリックのそれを髣髴とさせるね。
「だから、美樹さやかの事はあきらめて。」
●さやかの将来には不幸が待ち受けているような気がしてならない。
ほむらもそう思っていて、さやかは無私なように見えるけれど、いい終り方にならないはずだよ。
最後に、ほむらはまどかのために現れたような気がしてならない。何故ほむらがああも悲観的なのか、まどかを守ろうとするのかはわからないけれど。
面白いね、この話。未来日記以来こんなに引き付けられた作品はなかった。
「まあね。」
●あの椅子って何を意味しているのか誰か個人的にメッセで教えてくれないか?
物語の中ではいつも見るんだけれど何を意味しているのか見落としちゃって。
●↑あれは物語の前の話までのまどかの印象や他のお気に入りの誰かを指し示したものだったはずだよ。
●↑後で自分が参加する再視聴ではまたこっちのこと思い出してくれよな。
●初見です。
さやかが嫌いになってきたのってここでは自分だけかな?
彼女はただの馬鹿でしょ。
付き合いきれないなぁ。
それ以外はいいお話だった。
次の展開に向けての準備段階ってところかな。
●↑自分は彼女を「憎む」なんて言えない。
さやか…さやかには確信があるんだ。彼女は英雄になりたかったんだ。
あの子達が14歳なのを忘れないでくれ。
●↑「馬鹿」ってのはキャラの行動を表現するのにとても単純な説明でいいけれど、これは単純な物語じゃない。
もっとさやかがまどかやキュウべえと会話するところとかをしっかり見て、彼女がなぜあのような行動をとるのか理解しようとしてほしい。
それで、彼女が学校のテストの成績が悪いって点で馬鹿だって言うのならまああなたは正しいかもね。
●↑みんなそれぞれ少なからずお気に入りじゃないキャラってもんがある。
あなたの性格でそれは変わるよね。
さやかの元気っ子でオーバーアクションな性格はそこそこ人に嫌な思いをさせるかもしれない。
自分の中では一番か二番目に好きではないキャラだよ。
「一緒に連れてってもらえたらって?」
●まどかがさやかと魔女狩りに行きたがるところが好きだね。
さやかが友達で自分の全てだからってこともあるけれど、マミがどれだけ孤独に魔女と戦っていたのかも知っているわけで、さやかにそういう思いをさせたくないんだと考えているんだろうな。
●さやかの変身シーンは綺麗だな、楽譜があったと思無んだけれど、さやかの願いが恭介の手を蘇らせて再び音楽を演奏させるためのものだったからかな?
●↑さやかのヘアピンは楽譜記号のフォルティシモで、意味はその部分を強く大きく弾くように、ってやつだね。
●↑待ってくれ、彼女の性格のことを言っているのかな?
彼女ってわざと強がっているようなところがあるからさ。
●↑そう言うことだね。
英雄になりたがっている人間にありがちな向こう見ずな真っすぐさ加減がある。フォルティシモが性格じゃなかったら、何かは見当もつかないな。
●↑自分はまどかが引け目を感じていることについてさやかが僅かながら悪口を言っているような気がしたけれど、これは馬鹿な考えだったね。
説明ありがとう。
●杏子のキャラデザインがお気に入り。
とてもかわいいよね。
「僕の準備はいつでも整ってるよ。」
キュウべえが毎回まどかに話しかけるところでいつもキリキリしてしまうよ。
さやかと杏子の対決は経験の差が戦いに影響するってことを目の当たりにさせられた。
さやかは頑固でいいところを突くんだけれど、戦士としてはまだ一流じゃない。
ほむらがまた物語に救いを与えて、今回は終了か。
第五話については大して多くを書かなかったけれど、今日の話の内容前もってバラそうとは思えないな。
●この回自分は好きだな。
昨日から持ち越していた疑問に答えが出たよ。
「あの戦いに割り込むには同じ魔法少女でなくてはダメだ。」
キュウべえは基本的には悪玉なんだってことがはっきりした。
彼の今のところの動機はまどかに契約をさせることだけだ。
さやかがトラブルに巻き込まれてキュウべえがまどかにさやかを救うためには契約が必要だと迫るところでは「契約するな!」って画面にっ向かって叫んじゃったもんな。
さやかの友達の手は回復して、またバイオリンが弾けるようになった。
その時のシーンと色合いがまた綺麗だったよね!彼がこのことで奇跡について疑問や仄めかしを持つようにはならないのかなぁ。
ほむらは(今のところ)物語のMVPだね。彼女はまどかに対しては親切で、まどかが契約を結びそうになるところから二度も救ったわけだ。
終盤ほむらが巧妙に杏子の邪魔をすることでどれだけさやかの自尊心が傷ついたか。
杏子をこういう悪役っぽい位置に立たせるのはすごい好ましい。普通のキャラなんか求めてないよね?
●他のアニメも観ている身なのでまだこの再視聴には参加していなかったんだけれど、夕べ追い付くために四話一気に観たよ…そこから次の八話もね。
止められなかったんだよ。
最初に観たのは字幕版だったから今回は吹き替えを観たけど、そこそこ良かった。
まだまどマギ未見の弟は別のテレビでポケモンやってたから図らずも一緒に観ることになったXD
数時間後にはいつもの通り一緒にテレビにくぎ付けになっていた。
まどかマギカの面白さは消えないね。
●友達にどうやって第三話以降の視聴継続を説得できるかなぁ?
友達はお子様なキャラが嫌いですごく気障りだって言ってるんだけれど、自分はこの傑作を見逃させたくはないんだよ…助けてくれ=(
●↑誰にでも向いている物語ではないからなぁ。
気に入らないってんなら無理に進める必要もないよ。
もし彼が気に入らせたいなら、後半の心理学的な要素に期待してくれって説明するべきじゃないかな。
https://www.reddit.com/r/anime/comments/3gmtzj/より翻訳