新世紀エヴァンゲリオン第19話:海外の反応「暴走形態の初号機の動きは狂ってて怖いね」


「初号機に残されているあと185秒、これだけあれば本部の半分は壊せるよ。」

●「そんなこと言ってこれ以上僕を怒らせないでよ。初号機に残されているあと185秒、これだけあれば本部の半分は壊せるよ。」
実際、シンジは怒ってるの?
そいつは予想外だね。

●わあ、エピソードの始まり方がすごい。
シンジはゲンドウのひどさに飽き飽きしてるね。
すぐに倒されてしまうけど(駄洒落じゃないよ)、彼は決定的に変わったね。
これはミサトが後で電車の駅で実感することになる。
彼はエヴァを二度と操縦しないと誓うんだ。

「まだ直結回路が残って・・・」

●シンジはプラグから出るのを拒否している。
彼がなぜむかついているのかよく分からないな。
だって、トウジを殺しそうになったのは彼の手ではなかったじゃん。
不幸にも、彼らはLCLの圧力をコントロールして、彼を気絶させる。

●↑彼が怒っているのは彼のエヴァを使ってトウジを殺そうとしたからだよ。
まるで、君が銃を持っているのに、他人が引き金を引くみたいなものだよ。

「そ。あんた、見たことないの?」

●「夢、見たことないの?」
アスカはレイが何をしようとしているのかを探るのをやめて、ただ彼女を受け入れているね。

●ワロタ!レイは夢が何か知らないんだ。

「なんや、シンジと綾波やないか。」

●使徒がシンジを飲みこんだ回にもあった、電車のイメージを使った心の共有が始まった!

●トウジはシンジとレイが出てくる、おもしろい夢みたいなものを見ているね・・・
この電車は共有された夢の空間みたいなものなのかな?
シンジが影の使徒に飲みこまれたときもこれ見たよね。
想像するに、これは実在する共有空間みたいのもので、シンジはその内部でゲンドウに対するフラストレーションをレイに告白しているんじゃないかな。
トウジが知るはずがないものだけどね。
私は電車の夢については新しい推論を展開し始めているよ。
前には考えもしなかったんだけど。

「第4次選抜候補者はすべてあなたのクラスメートだったのよ。」

●ミサトからおもしろい情報が出てくる。
シンジのクラスメート全員がエヴァンゲリオンのパイロット候補なんだね。
後で彼ら全員が共通して持っているものを推測できるようになるだろうし、ヒントはすでに多様なキャラクターに対して与えられている。

●dictionary.comより
introjection[イントロジェクション]
語源
名詞、精神分析
1.無意識の精神的プロセスであり、それによって個人が自分自身の心的装置の中に、他者あるいは対象の特徴を取り込む。

Wiktionaryより
(精神分析)両親やその価値の内面か。超自我の形成に導く。

初期のエピソードで、シンジは言われたことをいつもしていた。
彼の超自我は先生の言うことを聞くように(誰もやめろと言わなかったからチェロを弾き続けた)、父からの称讃を求めるように指令する。
直近2つのエピソードで彼の超自我は作り替えられた。
ゲンドウは彼の本能に反したことを強いて、あやうくトウジを殺しそうになって、シンジに大きな不安と罪悪感を引き起こす。
加持の知恵の言葉と、友だちが使徒に倒されたのを目撃した後、彼はもう一度初号機を操縦するしか選択肢がない。
倫理的に、彼は使徒を破り、人類を救わなければならない。
彼のイド(第1話、第2話)も自我(第16話)もエヴァを操縦することはない。
今や彼の超自我の真価が問われている。

●↑私の知識はこれについてはとても限られているけど、でもがんばってみよう。
このようなエピソードを分析するとしたら、エビソードを心的装置の一部と関連づけないようにするべきだよ。
同時に3つのことについて考えるべきだね。
例えば今回のエピソードを例にとってみよう。
シンジはネルフから引っ越したがっている。
彼は疲れ、傷ついている。
しかも、この姿勢が良くないということも本人は分かっている。
彼は絶えず罪悪感を感じていて、不安で、他人よりも劣っていると感じている(これが超自我の仕業であり、超自我はまさに文化的規則の内面だからなんだ)。
だから、シンジの自我はイドと超自我のせめぎ合いの間にある。
通常、自我はイドに寄り添っている。
自我はふつう不安(や超自我が投げてくるもの全部)から身を守るが、この防衛メカニズムが否認、転移、正当化、抑圧などだよ(シンジがこれらのいくつかをやっているね)。

●↑みんな超自我、自我、イドとかを実際の分析の時に使うのを止めて欲しいよ。
私は心理学の最も基礎的な事以上は知らないよ。

●↑庵野はフロイトの大ファンだから、こういう事もエヴァ分析で何らかの役割を演じているに違いないよ。
私(や明らかに他の人も)もそれについて良いコメントをできるほど十分な知識がなくて、恥ずかしいよ。

●あーあ、第14使徒が現れたし、今まで一番強いヤツだよ。
初号機はレイを拒絶するけど、ゲンドウは自分を拒絶していると指摘した。
暗示は好きじゃないな。
初号機はレイのダミー・プラグも拒絶するから、レイは零号機で出撃する。

●初号機はレイとダミー・プラグを拒絶する。
以前は両方で動いたこともあったのにね。
初号機には自意識みたいなものがあって、シンジを守るためならどんなことでもする(すなわち暴走する)ような気がする。
しかもゲンドウに対しては怨みを抱いているみたい(自分でも、「ああ、私を拒絶するつもりか。」って言ったね)。

●ゼルエルは力の使徒から名付けられているんだけど、合ってるよね。
ゼルエルは巨大で、ものすごく強い。
しかもこれは知性をもって行動しているように見える数少ない使徒の1つで、独自に発令所のクルーのもとに来るし、降りてきてからは初号機を攻撃する。

●↑それの参照元を教えてもらえるかな?
自己言及しているエヴァンゲリオン・ウィキ意外にその証拠が見つからなかった。

●↑その名前はスリエルをちょっと誤訳しているだけだと思うよ。
「オリゲネスはスリエルを、根源的な力である七大天使の1人に同定した。グノーシス主義において、スリエルはその防御力で召喚される。」

グノーシス主義:1世紀に生まれ、3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った古代の宗教・思想のひとつである。
物質と霊の二元論に特徴がある。
普通名詞としてのグノーシスは古代ギリシア語で認識・知識を意味する言葉であり、グノーシス主義は自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想傾向を有する。

●弐号機が頭を切断されたね。

●使徒が弐号機の頭を切断する前に神経接続が切れてるといいね。

「使徒がここの地下に眠るアダムと接触すれば、人はすべて亡びると言われている。」

●加持はカオスの中でスイカに水をやってるw

●すごい!
初見なんだけど心臓が止まるかと思ったよ。
愕然とした。
シンジは最後には攻撃的になり、自分の運命を導き始める。
加持との対話は彼の視点を再形成して、とてもよくできている。
加持は本当に男らしいね。

●初めて使徒の隠れた目的が判明する。
本部の下にいるアダムと接触するのが目的だ。
それによって人類を絶滅させるサード・インパクトが始まる。
それが、シンジと加持との短い(けれどとても重要な)会話のなかにあったね。
またまた加持は興味をかき立てる位置にいて、チェスのゲームをしていて、我々が目的に気づく何手も前に注意深く動きを練っているね(ミサトにもしたし、度合いは小さいが、リツコにもしたように)。

●零号機のN2爆弾による自爆。

●「私が死んでも代わりはいるもの。」——だれでも交換可能だ。
シンジでさえもダミーによって。
だから、私たちは個人ではなく、種のために戦う。
しかもこの先の素材のためのヒントなんだ。

●レイはN2地雷によって自爆を試みる。
実際、試してみるのはすごく利口な事なんだけど、彼女は敗北する。

●レイは夢を見ないし、死んでも代わりはいるというヒントを出してるね。
彼女ははっきりと自分を犠牲にしようと望んでいるのに、ゲンドウは本当に驚いていて、彼女の特攻を心配している。
彼女を死なせるのは、まだゲンドウの計画の中では早すぎたんじゃないかな。

「なぜここにいる?」

●何だよ、ゲンドウは息子にお礼も言えないのかよ???
「なぜここにいる。」だって。
私なら、「世界を救うためにいるんだよ。ありがとうって言ってくれる?」って言うな。
そうじゃないなら、あんな派手に負けたアスカのために心を痛めて、彼女のために我慢するかな。

●↑うん、同じだよ。
シンジには「あんたの汚い顔にはっきり言うけど、引っ込んでな。くそったれ初号機はどこだよ?」と言ってほしいな。

●使徒がネルフのメイン・ルームの内部にまで入ってきて、ミサトがそれをにらみつけるところとか、気味悪いゾンビ歩きをする所や初号機が使徒を食べるところはベストだね。
あと、シンジがすばやく考えて、使徒をリフトを使って外にだすところがすばらしいね。

●使徒はセントラル・ドグマのほうに向かっている。
これで、使徒が何を求めているのかということが分かるね。

●このエピソードの最良の部分?
シンジがゼルエルを射出機に無理矢理押し出して、地上に打ち出されている間、顔を押しつけるところ。
電源がもう数分あったら、あの子は実際勝っていただろうね。

●このエピソードはシンジが実はとても勇敢になれるということを示していると思うよ。
彼は使徒によって零号機と弐号機が破壊されるのを見たのに、戻ろうと決めるからね。

この子はひどい目にあったけど、もっと信頼するべきだよ。

「すごい!」

●「すごい。」とミサトは言ってるけど、完全におびえた顔をしている。

●これは断然大好きなエピソードだよ。
このシーンを見てぞっとした。

●↑それを初めて見たときのことを思い出したよ。
どんなアニメーションか知らなかったけど、今までと違う感じがして、暴走形態の初号機の動きは狂ってて怖いね。
エヴァの元々の獣の形態を実にうまく捕らえている。

●↑確かにガイナックスはたった1つのものすごいアニメーションに予算の残りをつぎこんだんだね・・・
ここからアニメーションの基準がかなり下り坂になっていくんだけどね。
でも好きだよ。

●↑いいね。
今夜は眠れないや。
あのシーンは本当に気味悪いよ。

●↑ゴリラみたいに動くんだね。

「S2機関を自ら取り込んでいるというの、エヴァ初号機?」

●くそリアルで、速いね。
このエピソードは前の回よりもっと荒々しいよ。
エヴァは使徒から派生したみたいだね。
使徒もS2機関を持っているし、初号機は使徒の体の一部から腕を再生するし、使徒のコアのように見えるものを持っているし、加持は使徒に力で互角のものはエヴァだけだと言ったしね。
リツコが初号機を「彼女」と呼んだところは、私にはすごくぴったりだと思える。
1つの推論があるんだけど、正解じゃないといいな。

●↑アニメがこのことをちゃんと説明してくれないから、はっきりさせたいんだけど、エヴァはS2機関を持っていないよ。
エヴァはエネルギーを内部電池や外部電源に頼っているのは、前にも出てきたよね。
使徒はエネルギーを供給してくれるS2機関を持っているけど、初号機はゼルエルを食うことによって、その機関を自分自身に吸収し、無限に活動できるようになったわけだよ。

●↑あ、ごめん。
エヴァがS2機関を持っているのだと理解していた。
だってアメリカ支部といっしょに消滅した4号機が持っていると言われてたからね。
あるいはS2機関とエヴァについて作業していたと言われてたからね。
いずれにしろ、説明ありがとう!

●↑それは修理された「S2機関」で、ネルフはそれを使徒から取って、研究開発のために他の支部に送ったものだ。
その時、テストのために4号機に搭載され、S2機関をエヴァに適合させることができたなら、あるいは、自分でS2機関を製造することができたなら、エヴァの活動能力は目覚ましく発達することになっていただろう(多かれ少なかれ)。
4号機が失敗に終わったという事実は、初号機がS2機関の1つを食べたから、かなり憂慮すべき事態だね。


●誰か「S2」って何か解説できる?

●↑それは使徒のコアの内部に配置されている器官で、無限のエネルギーを供給するものだよ。

●↑S2はスーパー・ソレノイドを意味していて、エヴァの世界における架空の科学理論によると、無限の電力源を実現したものだよ。
赤城博士のお母さんがそれを理論化して、使徒の中にS2機関が発見されたんだよ。

「ああ、すべてはこれからだ。」

●初号機の覚醒がいかに不穏なものか忘れていたよ。
「すべてはここから始まる。」 確かに。

●シンクロ率400パーセントはエヴァンゲリオンの覚醒と解釈されるんだね。
ネルフによって制御されるために使われていた拘束具を外す。
あと、赤いコアをもっていることが明らかになるんだけど、これは使徒であることの証拠だね。

https://www.reddit.com/r/anime/comments/2vs8nf/から翻訳

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