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新世紀エヴァンゲリオン第18話:海外の反応「本当にトウジは死んだと思ったよ」



「ネオパン400確認。」

●このエピソードを細かく見ていくと、冒頭で、かなり上手な英語のネイティブ・スピーカーが参号機を輸送している。
今回は船でなく、飛行機で運んでいるところがおもしろい。

●イエー、英語の会話だ。

●すると参号機を運び込んだアメリカ人がいるってことか。
最初、英語の会話に混乱したけど、私の脳がなんとか調整したよ。

「あたしをここまで待たせた男は初めてね。」

●ミサトの怒った顔はすばらしい。
時間通りに来なくて、デートをすっぽかしたというリツコの示唆もすばらしい。

●アスカと学級委員長はここですばらしい交流をしている。
全然別の番組のシーンだと思ってもおかしくないね。
エヴァの点数が高い点の1つは全ての登場人物(脇役でさえも)が、自分たちが生きている世界について本当の意見を持っていることかもしれないね。
番組で進行中の事件とは別にね。
プロットの中心ではないこと(メインの場面で起こっていないこと)が存在すらしていないような番組とは違う。
これこそこのアニメの「深さ」の本当の姿であり、カバラとかそういうものを曖昧に引用するだけのものとは違うね。

「こういうときは早めに寝ちまうのが一番だ。」

●アスカもシンジに言えない・・・
あと、ミサトは加持を子守に選んだの??
すばらしいね。
彼女が、ネルフの誰よりも裏切り者である彼を信頼しているのがおもしろいね(うーん、少なくとも頼める人の中ではね)。

●私が間違っていなければ、ここがアスカがひどい女になり始めるポイントだよ。
確かじゃないけどね。
どっちにしろ、彼女には十分な理由みたいな物があったはずだ。

「だからこそ人は自分を、他人を知ろうと努力する。」

●加持はまたもや、深刻な問題を哲学でそらすね。
確かに言い方はスマートだけど、本当にそう思ってるのか?

●わあ、加持はクールなヤツだね。
私も彼の言うことを信じてきたよ。
「他人を100%本当に理解はできない。」
彼とシンジの会話全体がすばらしいし、彼らを対照的に描くすばらしい方法だね。

●エピソードを要約する度に毎回言ってるけど、加持は男だね。
彼はシンジに人生の知識を授け、彼の感情と関係性をナビゲートするのを手伝おうとしている。
何てやつだ。

「エヴァンゲリオン参号機は現時刻をもって破棄。目標を第13使徒と識別する。」

●ゲンドウは参号機を第13使徒だと認定する。
マギが判断する前に。

●なんてこったい、第13使徒・・・・
くそっ、このエピソードは盛り上がってきたぞ。

●ミサトではなくゲンドウが直接エヴァンゲリオンに指令を与えるのを見るのはこれが初めてだ。
本質的に最重要の指令を出してはいないんだけどね。

「これはエヴァじゃないか・・・・」

●あと、参号機が夕日の中から現れるの怖いね。
バルディエルって霧と霞の使徒からとられた名前みたいだけど、だから雲の中に現れたんだね。
ずっとあれは粘菌みたいなものだと思っていたけど、分からないな。


●参号機の頭を見たらすぐに(デザインは初号機に似てるね)、特別な何かが起こっていると分かったよ。
それが第13使徒だとは予想してなかったけどね。

●↑エピソードの最初の方で、運搬の途中に雷雲の中を飛んでいるときに、参号機は感染したんだと思うよ。

●↑うん、君のその指摘だと意味が通じるね。
一見したところ、あのカットは不必要に見えるんだけど、参号機が使徒、あるいはこのスレッドのいくつかによれば、あの時にバルディエルに感染したとすれば、あそこにあのカットがある意味はあるね。

●参号機はなぜかアスカを待ち伏せし・・・次に、レイにも同じことをする。
でも、すぐに興味を失う。

●↑使徒はエヴァと融合しようとすれば、エヴァを破壊したことになると考えているのかも。
ためらわず腕を切断したからね。


●ちょっと今回気がついたんだけど、トウジがいつも来てるジャージは参号機と全く同じ色彩設計がされているね。

●レイは参号機を破壊するという考えが受け入れられず、シンジもそうだね。
参号機は初号機に向かって暴走して飛んでくる。
最初の使徒襲来の時と同じように。ゲンドウはこれを中止させる準備がまだできてなくて、シンジがなぜ戦おうとしないか知りたがる。
シンジは無実の人物を攻撃することができないんだ。


●ゲンドウは一台一台選んで各個撃破させるために、意図的にエヴァを離れて配置させたのかな。
全部の機体を同時に展開していれば、多分参号機は排除できたし、おそらく戦闘不能にできただろう。

●↑ちょっと遅くなってごめんね、だけどゲンドウがこれを企んだという意見には賛成できないな。
ゲンドウはレイが感情をもつなんて思ってもいないだろうし、レイはするべきことをすると期待していただろう。
しかも、ゲンドウがシンジにする質問は、シンジがなぜ使徒を殺そうとしないのかと混乱してるしね。


●2〜3回このシリーズを見直したけど、参号機のジャンプと第1話の暴走モードの初号機のジャンプの類似には気づかなかったよ。
彼ら(シンジ/トウジとサキエル/シンジ)の状況を比べるとかなりおもしろいね。

●↑類似と呼んでいいのかわからないよ。
恐らくガイナックスが安くあげようとしたからなのかなw

「だって、人が乗ってるんだよ、父さん。」

●記憶が正しければ、シンジが首を絞められて戦闘を拒否したとき、ゲンドウはほんの少し、ちょっぴり配慮を示すね。
これはダミー・プラグが作動した喜びや満足感ですぐに矮小化される。


●泣き虫シンジをお待ちかねの皆様へ、はい、どうぞ。
「でも父さん、人を殺したくないよ。」
多くの人がこの泣き言に不平を言っているけど、結局こんな最低なことが起こってしまったから、彼が拘束服を着せられて、よだれを垂らしながら隅っこで丸まっていないのが驚きだよ。

●↑うん、弱虫だね。
罪のないやつを殺したくなくて、それよりは殺される方がいいという理念なんてね。
すごい暴力的で、友だちを殺す子どもの兵士になりたいやつなんている?

●↑あと、あの時点でシンジはフォース・チルドレンが誰かを知らなかったという事を忘れないように。
彼は会ったこともない人のために、自分を完全に犠牲にしようとしていたことになる。

●↑問題は、シンジが必ずしも使徒に勝つためにパイロットを殺さなくてもいいということだよ。
参号機を無力化して、ダミー・プラグが暴れ回ったり、パイロットを殺さなくても彼を救い出すことは可能だったよ。
もし彼が戦うことを選んでいたら——もし彼が自分にはできるという十分な自信を持っていたら——トウジを救えたかもしれない。
彼の振る舞いは、とても理解できるものなんだけど、卑怯な要素を持ってはいるね。


●初号機が首を絞められているとき、シンジの首に刻み目がついている場面を見せて、シンクロ度合いを示しているのがいいね。

「そうだ。回路をダミー・プラグに切り替えろ。」

●ダミー・パイロットを起動して引き継がせるという事実は、究極的には操縦席の子どもと取り替えるということなのかな。
最低男ゲンドウは最初からずっと狙ってたんじゃないの。

●↑第1話を覚えてる?

●↑あああ、なんてこと。
あれが始まりだったの。

「今のパイロットよりは役に立つ。やれ!」

●ゲンドウの子供たちに対する冷たい無配慮。
彼らは使い捨ての兵士なんだよ。
これは明らかだ。


●シンジが首を絞められて、戦いを拒んでいるときに、ゲンドウはほんの少ししか関心を示さなかったね。
ダミープラグが動作して、喜んで、満足している様子と比べるとかなり小さくしか感情を出してないね。

●↑ゲンドウの表現が大好きだ。
ひどいことが展開しているとき、彼がニヤっと笑うところは何とも言えない。

●↑「子どもの戯言につき合っている暇はない!」

●私が理解した限りでは、ダミー・プラグはエヴァに信号を送り、パイロットが中にいると信じさせる。
これは本質的には、命令を実行する点で、エヴァを自立させるということだ。
だけど、エントリー・プラグの破壊は色々な意味に解釈できる。
リツコがエヴァは自分たちを憎んでいるに違いないとはっきりと証言したことを覚えてるよね?
エヴァ全体、特にエントリー・プラグの不必要な破壊は、初号機の意思表示ともとれるね。
もちろん、エヴァが従属させられている生物と推定しなければならないけど、この点では、正直言って、あまり突飛だとも思えないな。

●↑初号機そのものの意思表示じゃなくて、ダミー・プラグの「脳」つまりレイの意思表示かもよ(ダミー・システムが作動したとき彼女の名前が一瞬表示される)。

●↑ネタバレを読むつもりはないけど、それが正解じゃないかな。
レイと零号機の間には何らかの不具合があるよ。
レイは人間を創造しようとした実験の結果みたいだしね。
零号機がシンジを拒否したという事実、レイを殺そうとした事実はますます事態を悪くするだけだね。

●↑ダミー・プラグはエヴァを操作するのではなく、暴走状態半ばでコントロールしようとするものだよ。
これでダミー・プラグはますます不安定なものになるね。
私たちは以前にエヴァがどれだけ猛獣的で、本能に根ざしているかをちょっと見ているからね。
もし、ダミー・プラグの停止に失敗したら、エヴァが猛り狂うことになりかねないことを想像してみるといい(だからバッテリーが5分だけに限られているのは恐らくこういうわけだね)。

●シンジが参加していない間、正面のど真ん中に座って、自分のロボットが友だちをズタズタにするのを目撃するという事実。
いたるところにエヴァの血がある。空気中に流れるバラバラになった有機体。
彼の魂につけられたトラウマ。
なんてこった。

●↑それよりも悪いよ。
シンジはエヴァとシンクロしているんだから。
つまり、引き裂く、破壊する、かみ砕くのすべてを感じていたんだよ。

●↑それは違うよ。
パイロットとエヴァのシンクロ率は明らかにカットされている。
つまり彼は何も感じなかったし見なかった。

●↑モニターはまだついてたよ。
神経接続をカットしただけだよ。
つまり、確かに彼は何も感じなかったけど、見てはいたんだ。


●本当にトウジは死んだと思ったよ。
可能な限りの死亡フラグが立ってたしね。
学級委員長は少なくとも、食材の残りで彼を助けることができるね。
この出来事全体は決定的にシンジに爪痕を残すことになるね。

「やめろぉぉぉぉ!」

●ゲンドウがニヤニヤ笑っているのが見える。
そう、今本当に満足しているに違いない。

●初号機が第13使徒を虐殺し始めたときのゲンドウの微笑・・・あれは怖いよね。
特に、彼の周りにいる人たちの怯えたリアクションと併置されているからね。

「生きてる・・・・」

●ミサトとリツコもすごく心配。
実際に見るまではリツコが元気だと信じられないけど、すべての秘密とプロットに対して彼女はすごく重要みたいだから、死んでるとは思えないけどね。

●よしっ、ミサトは生きているw

「トウジ・・・」

●ミサトはシンジに何も言わなかったことで、破滅的な罪悪感をもうすぐ感じるね。


●なんで、みんなシンジが参号機パイロットの正体を知らない(つまり事件の前にね)方がよかったと思っているのかなあ。
彼だけが知らなかったんだよね。

●↑彼はエヴァを操縦する恐怖を知っていて、他の誰かにそれを経験させたくなかったからだよ。
あと、友だちの1人が危険に陥るのを恐れていたのかもしれないね。

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