●エピソードの最初に22日前が回想される。
ここで話題になっているのは零号機だ。
ああ、これでレイは怪我したのか。
ネルフは自分の目的のためにエヴァを「奴隷化」しようとしている何らかの要素を持っているみたいだ。
シンジの父親は明らかにレイに対して愛着を抱いている。
見た感じでは、シンジに対するよりもはるかにね。
●↑よく考えてみよう。
シンジが最初にエヴァに乗ったとき、初号機も暴走したよね。
「神経接続」みたいなものが切れちゃって、レイにも同じことが起こったんじゃないかな。
●冒頭のシーンはすごく緊張感があるね。
くそっ、誰かが電源スイッチを押すために素手でガラスを割るし。
あんな風にレイを救出することで、シンジの父親としての人となりが分かるような気がするけど、それが何なのかははっきりとは言えないな。
レイと彼は、他人よりも上手にそれぞれの方法で接し合っているように見えるんだけど、それが恐らくシンジを嫉妬させるんだね。
●碇ゲンドウが感情を現すのを見るのは、今までのところこれが初めてだよ。
レイに対する無条件の愛のように思えるね。
床に落ちた指令の眼鏡がアップになり、壊れていくでしょ。
これは、碇指令が唯一心を開いている者に対してマスクを脱ぎ捨てているのを表現しているみたいだね。
●↑いい読みだ。
特に彼の眼鏡が反射によって目を隠している事が多いのを考慮するとね。
「心を開いている」と言えるのかどうかは分からないけど、明らかに、このアニメの他の登場人物とは違う関係をレイとは持っているね。
「いえ、そんなはずはないわ」
●2人の女性が話していて(元の日本語ではどっちがどっちかを聞き分けられない)、1人が言う「何か心当たりがあるの?」。
で、返事は「いえ、そんなはずはないわ。」
「そんな」って何?
●↑最初の女性はどちらか分からないけど、返事をしている女性は絶対にリツコだよ。
「使徒は粒子と波、両方の性質を備える光のようなもので構成されているのよ」
●使徒は死後も形態を保っているんだね。
だから以前の使徒も検証したと推定できるね。
それで、使徒が光に似た特性を持っていることが分かったんだ。
でもどうやら第四使徒は人間にとても似ていることが判明し、このことは恐らくこの先のエピソードでも出てくるのだろう。
そして、以前推測したように、たぶん使徒の体を使ってエヴァを建造するとか何かなのだろう。
コアが使徒に生命を与える物のようだね。
だからそれを交換すればいいわけだ。
「なんか鈴原って目つきやらしい!」
●義務的なプール・シーン!(ああ、シンジはプールで何も見ていないと言い、2人の男子は質問しながら彼に飛びかかる)
「廃液は第二浄水システムへ」
●ゲンドウの古い眼鏡が透明で、オレンジの新しいヤツと対比されているのには何か意味があるのかな?
実験室と零号機を隔てるガラスもオレンジだし。
そして、エヴァ零号機もオレンジだ。
あと、LCLもオンレジだ。
ああ、オレンジが多すぎる。
「これ作ったのミサトね」
●シンジの父親は不思議だよね。
この男はレイに対してすごく気遣いを示しているのに、自分の血肉を分けた子には全然関心がない。
2人の女性とシンジが夕食を食べるシーンのちょっとしたユーモアはいいね。
深刻な事態から一呼吸置けるのはいいよ。
たった2〜3分でもね。
●↑でもまた、夕食シーンは深刻な感じで終わることに気づいたかな。
シンジは自分の父親とレイがどれだけ近しいか質問して、二人とも生きるのに不器用な点が同じだと言われる。
ちょっと考えさせられるけど、彼女が正確に何を言っているのか、私も答えを持ってないよ。
●↑それはすごく不吉な発言だね。
彼らが生きるのに不器用だって?
それは二人とも抑圧されていて、自分の身体に無関心な(レイがたくさん怪我をしているのと、シンジの父親の火傷した手で証明されているように)せいじゃないかと疑ってるよ。
これがシリーズの後半で重要な発言になっていくような感じがする。
シンジも生きることにすごく起用には見えないしね。
「生きることが」
●第5話の初見メモ:私は積極的にレイに無関心だよ。
これがレイのエピソードであることにちょっと幻滅した。
でも、どうなるか見てみよう。私は彼女について何も知らないよ。
シンジは、綾波と自分の父のやり取りに嫉妬していると思う?
うん。ずっしりと暗示されている。
「とても不器用だけど……生きることが」
いててっ。冷た過ぎだよ。
●↑君がレイに無関心っておかしいな。
庵野でさえ、何かシーンを書いている間、彼女が存在していることを忘れるようにしていたと読んだことを思い出したよ。
●↑レイはとても冷たいキャラだよ。
彼女は背景に溶け込んでしまって、そこを本拠とするような人みたいだね。
●↑レイがシンジを「火傷」をしたゲンドウと比較しているということだと思う(彼女は火傷のことははっきり言っていないけど)。
「僕は別に・・・・」
●レイはシンジがいても裸でいることを全然気にかけていない。
彼女は彼がゲンドウの眼鏡をかけていることに苛立っているだけだ。
●一言いいたいんだけど。
アパートのシーンの終わり方がとても面白いと思う。
基本的に他のアニメでは、色々な種類のファンサービスに対する分かりやすい鍵になっていることが多いけど、ここではほとんどの時間、画面の枠がレイの体を隠しているから、不自然で変な感じがする。
同様に、カメラは横切っていき、あたかもレイの部屋に隠れているような感じで、情景に隠されて、彼女といっしょに見ているような感じだ。
まあ、ちょっと考えたんでけど、これはシリーズでも大好きなエピソードの1つだ。
絶対トップ10には入る。
●↑アパートのシーンが特に面白いというのは賛成だね。
私見だと、全体のトーンとムードの驚くべき効果によって、思春期の少年がセ〇クスや密接な関係に対して抱く不安や恐れを的確に描写しているね。
15:07ぐらいに虹がゆっくりと形作られて、状況に対するレイとシンジの姿勢の著しい対比を表している。
シーン全体はかなり巧みに扱われているよ。
ファンサービスに紛らわされて、単に偶然におっぱいを触っただけとしても、このシリーズのなかで場違いなほど目立ってるよ。
●↑うんうん。
ここは、他のアニメで特定の視聴者に共通する何かをシリーズが脱構築する瞬間だね。
あからさまにメカ・アニメに限るわけではないけどね。
よくできていると思うよ。
●レイがシンジを殴るのは不当だと思うよ。
彼には碇ゲンドウを信頼する彼女と同じ理由/動機はない。
事実、ゲンドウとレイは話し合っているし、それを楽しんでいるみたいだし。
●この新しいロボットみたいなプリズム使徒はすごく怖いね。
超緊張。
●↑一番可愛い子をそんな風に言わないで! バカ!
●↑彼女は本当にそうだよ。
「ああああああああ!」
●うーーん、エピソードの1つの終わり方ではあるね。
いててっ、シンジ。
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