【韓国の反応】仏＋クワッドで中国包囲網、軍事訓練！！→韓国人「日本が再び帝国になろうとしている！」

リア速Press海外部

4年前

■フランス+クワッド4国、ベンガル湾で3日間海上訓練…。中国と緊張の高まり

（ソウル=ニュース1）チェ·ソユン記者=フランスが米国、日本、オーストラリア、インドなど’クワッド’諸国とベンガル湾海上で3日間の’ラペルズ’訓練を実施すると香港サウスチャイナモーニングポスト（SCMP）が4日（現地時間）報道した。フランスが主導し、米国、日本、オーストラリアが参加していたラペルズ演習にインドが合流し、クワッドの拡張型である「クワッドプラス」演習が本格化したという観測だ。

クワッドとは事実上、中国を牽制する4ヵ国の安保協議体であり、中国政府はこれに強く反発している。特に、今回の演習は、中国と南シナ海で領有権争いをしているベトナム、フィリピン、マレーシアなどの他国のクワッドプラス参加を模索する行動になり得るという見方も出ている。

報道によると、フランスとクワッド5カ国の軍艦は5日から3日間、インド·太平洋を共に航海するフランス主導のラペルズ海上訓練を実施する。インド駐在フランス大使館は先月31日、関連声明を通じて今回の訓練を「大規模5カ国訓練」と規定し、「自由で開かれたインド·太平洋全域で緊密な海洋協力を増進する機会を提供する」と明らかにした。

ラペルズの練習は2019年にも実施されたが、当時インドは参加していなかった。インド海軍出身のバサン·チェンナイ中国研究所長は「インドの参加は中国が懸念する多者間活動に参加するという新しい意志を表したもの」とし「昨年、中国との国境で発生した致命的な衝突後、インドの接近方式が変わった」と分析した。

今回の演習は、先月クワッド諸国の画像首脳会談後に実施される初の合同軍事演習だ。クワッド4カ国は昨年11月、インド主導のマラバール訓練をともに実施し、先月28-31日の間にはインド·米国、日本·オーストラリア、日本·米国など個別の軍事訓練をそれぞれ実施している。

インドのラペルズ演習参加で、今回の演習はクワッド4ヵ国とフランスが参加するクワッドプラスになる。

シンガポールにあるラザラトナム国際問題研究所（RSIS）国防戦略研究所のコリン·ゴスイリン研究委員は「今回の訓練が定例化すれば確かに意味があるだろう」とし「今回の訓練がうまく実施されれば他の国が類似の形態でクワッドとの協力を考慮する鼓舞的な信号になる」と展望した。

同氏は「南シナ海で中国と領有権争いをしているベトナム、フィリピン、マレーシアなどASEAN諸国が潜在的なクワッドプラスパートナーリストに載る可能性がある」と付け加えた。アセアン諸国は中国に対抗するクワッドとの連携を警戒するが、クワッド個別加盟国との2国または小規模の合同軍事演習は可能だという分析だ。

またラペルズ演習が欧州連合（EU）国家のインド·太平洋戦略方向を示唆するという分析も出ている。ドイツと英国は今年この地域に軍艦を派遣する予定であり、フランスとドイツ、オランダはEUの「インド·太平洋戦略」草案作成を主導している。

シンガポール国立大南アジア研究所のヨゲシ·ジョシ研究員は「主要国がいずれも中国の行動に声を荒げたり、中国の主張を阻止するために協力するなら、初めから中国の行動に何か問題があるという信号を中国に送る」とし「ひとまずインド·太平洋海域に友好的でない海上訓練が頻繁になれば、中国は偶発的で意図しない緊張の高まりの危険を甘受することになる」と述べた。