新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の事態が長期化すれば、2008年の世界的な金融危機や1997年のIMF外国為替危機に匹敵するほど、韓国経済に大きな衝撃を与えるとの懸念混じりの見通しが出ている。
経済専門家たちは、パンデミック(Pandemic、世界的な大流行)の段階に入ったコロナ19の勢いがいつ折れるか見当がつかないために深刻さが大きいと述べた。
特に、コロナ19の世界的な広がりは、「グローバルサプライチェーン」の崩壊につながる可能性があり、これはすなわち、半導体、ディスプレイ、自動車など輸出の主力業種に、取り返しのつかないレベルのダメージを与え得ると懸念した。
◇「コロナ19の勢いが6月まで続くとIMF・世界金融危機の時なみの衝撃」
韓国経済研究院経済研究室のチョ・ギョンヨプ室長は、13日、「コロナ19の世界的な流行が6月まで収まらない場合、サブプライム住宅ローンに端を発した世界的な金融危機の時ほどの衝撃が来る可能性がある」と予想した。
2008年、韓国経済に大きな衝撃を与えた世界的な金融危機は、アメリカの不動産ローンである「サブプライムローン」問題に触発され、世界的な金融危機につながった。
今回のコロナ19による危機は、航空、観光、流通から始まり、製造と金融まで大きな衝撃を与えているという点で、世界的な金融危機の時とは展開の面で違いがある。
この日のコスピ指数は、一時、8年5ヶ月ぶりに1,700ラインを割り、コスダックも500ラインが6年2ヶ月ぶりに崩れた。
今後の景気低迷への懸念とグローバル証券市場暴落の余波からである。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、各国の中央銀行関係者とエコノミストの言葉を引用し、「コロナ19により世界経済が景気後退(global recession)に進入する可能性が高い」と報道した。
チョ・ギョンヨプ室長は、韓国企業を「基礎体力と免疫力が弱まっている脆弱層」に例えて、「すぐに被害が大きい航空、観光産業に続いて、製造業への打撃が本格化し得る」と憂慮した。
韓国開発研究院(KDI)知識経済研究部のク・ジャヒョン部長も、「目下、航空と観光業界が打撃を受けているが、精油化学産業も、原油価格と需要急減の影響を受け始めた」とし、「業種別に連鎖的に(打撃が)繋がっていくと予想される中、最終的にコロナ19の拡大がいつストップするかがカギとなる」と診断した。
その一方で、ク研究部長は、今回のコロナ19のパンデミックによる衝撃が、1997年のIMF外国為替危機の時や2008年のグローバル金融危機の時よりひどくないだろうと分析した。
彼は、「通貨危機当時は、企業が過去30年間の圧縮成長の過程で非効率性が累積していたし、財務構造も不十分な状態であった。世界的な金融危機の時、銀行が不良だった」とし、「現在は、銀行も体力があるように思えるし、主要企業の財務構造も比較的しっかりとしている方だ」と説明した。
ク研究部長は、「最終的には、今回のコロナ19による危機がどのくらい続くか見守らなければならが、国際通貨基金(IMF)をはじめ、ヨーロッパ中央銀行(ECB)も問題を深刻に受け入れ始めたということだ」と憂慮した。
現代経済研究院のチュ・ウォン室長は、「IMFの時は、大企業が倒産しながら大量解雇の事態が起こったが、今は航空会社が厳しいといっても、その時ほどではない」と指摘した。
◇「強力な財政支援が必要」と口々に…企業の倒産を防ぐのに使うべき
専門家は、今回のコロナ19を契機に、企業のリストラが続くものと見通す一方、政府の強力な財政政策が後押しされるべきだと口を揃えて言った。
ソウル大のパク・サンイン教授は、「今回のコロナ19は、需要と供給共にショック」とし、「供給の場合、生産設備が正常に稼働されず、サプライチェーンの問題が生じ、需要は、感染の拡大防止のための萎縮により急減し、実体経済に衝撃を与えた」と診断した。
それとともに、「金利引き下げではなく、脆弱な産業が次々と倒産しないよう、強力な財政支援が必要だ」と強調した。
中央大のオ・ギュテク教授は、「パンデミックは、1918年のスペインインフルエンザ、1957年のアジアインフルエンザ、1968年の香港インフルエンザ、2009年の新型インフルエンザに続き、100年で5回目」とし、「今回のコロナ19は、スペインインフルエンザと同様だが、社会的距離を置くことにより経済活動が萎縮されたし、景気浮揚策は微々たるものだという点で、補正拡大が必要だ」と述べた。
現代経済研究院のチュ・ウォン室長は、「半導体、ディスプレイ、自動車、鉄鋼、造船など韓国の主力産業は、ほとんど非常に厳しい状況と見ることができる」とし、「無駄な人材を減らすなどのリストラが続く可能性がある」と予想した。
続いて、「主力輸出産業のこれといった支援策は、実質的にないと見なすべきだとし、補正予算の増額と金利引き下げはすぐに実施されなければならない」と強調した。
LG経済研究所のイ・ジピョン首席研究委員は、「コロナ19の他にも、アメリカは国策の長期・短期金利逆転など実体経済と金融市場の乖離があり、中東原油価格の問題も浮上しているなど、世界的な景気は悪化局面」とし、「このような状況を考慮すると、企業は、今後、コスト削減とリストラを通じて状況の長期化に備えなければならない」と助言した。
●韓国人
IMFよりも厳しい…
●韓国人
国が破綻するよう必死に祈ってる未来党の追加更正予算反対行動。
●韓国人
未来党が追加更正予算反対してんじゃん?
国が破綻するよう祈ってる奴ら。
●韓国人
追加更正予算は要らないし、
500兆の予算でも再検討しなさい。
どこに使われてるのか、国民は知る由もない。
●韓国人
経済のトップらの座に子犬座らせても、今よりうまくやりそうだ。
●韓国人
文在寅の特徴、
まず与党のせい、
だめならメディアのせい、
だめなら世界経済のせい、
だめなら国民のせい。
●韓国人
今回の追加更正予算さえすれば経済行き交えるんだろうな?
すべてダメにしといて、コロナのせいにばっかしてる、低能な政府だな…
●韓国人
97年より経済規模が大きくなっただけに、崩壊すればその衝撃はそれ以上に恐ろしいものになるだろう。
不動産だけ見ても、多くの国民が融資を受けてマンション購入に金をつぎ込んだが…
マンション価格が短期間で急落すれば、この国の経済は底をつくことになる。
しかし、そのような状況がすぐに来るしかない。
現在のようにコロナが続いて景気低迷が長期化すれば、
ローンを返済できず、競売にかけられる品物がまもなく溢れ出すだろうし、
各銀行も揺らぐだろう。
●韓国人
来るかもしれないじゃなくて、来てるし。
●韓国人
MERS、SARS、新型インフルエンザの時も持ち堪えたのに、何大騒ぎしてんの?
李明博・朴槿恵の足元にも及ばない国政運営能力、
マジで情けない。
●韓国人
既に破綻しきってんじゃない?
正常営業してるとこないじゃん。
市場経済破綻しきってると思う。
●韓国人
これ、全部、民主党のせい~~。
●韓国人
金利引き下げは家の値段だけ上げる。
金利には触れるな。
●韓国人
未来党の人間どもに説明してやって。
選挙に夢中で、追加更正予算も反対してる。
奴らは選挙に勝てさせすれば、
国がどうなろうが関係ない奴らだ。
●韓国人
共に“共産党”が政権握ってる以上、経済の回復は難しいだろう。
●韓国人
大韓民国で二度と左派が政権握ることはあっちゃいけない…。
●韓国人
輸出入がすべて閉ざされたから、
内需で充当しなきゃいけないのに…。
ん~、恐ろしすぎる。
●韓国人
政争に必死で追加更正予算ないな。
もどかしい奴らめ。
それでいて経済破綻したら今の政府のせいにするんだろうな。
●韓国人
民主党政権になって、何事もうまくいかない…。
ずっと禍続き…
次の選挙で審判すべきだ。
総入れ替えすべき。
●韓国人
朴槿恵が貯めてた蔵、文在寅政権が使い切った今、
追加更正予算のためには国債発行しなきゃいけないのに、
その金は罪のない2030世代が一生返済しなきゃならないだろうな…。
●韓国人
今、追加更正予算したら、
数か月後マジで大変な時にぶっ倒れるぞ。
まだ始まりなのに…。
https://news.v.daum.net/v/20200313153450225より翻訳